アイ・ラブ・おデブ【完結】

高校ではマサと親しくなり、救われた…心を解放できる存在となってくれた

そんな大切な親友とさえも離れ、心を固く閉ざしたのは自分だ

「これから…どうなさるつもりですか?」

ミーシャの遠慮がちな質問にハッと顔を上げた

「あぁ…どうにもならないだろ…
僕のできることは…大切な人を守る方法は…
…ここにいるしかない」

繰り返し自分に言い聞かせてきた台詞を口にする

自分の気持ちを殺して、諦めなくては愛しい人を守れない

本当は、こんな所から飛び出して、直ぐにでもこの手にあの温もりを抱き締めたい

今は何をしているのだろうか?
無事に自宅に着いたのだろうか?
声を聞くことすら叶わぬ愛しい人に想いを馳せる

「それでは…私のしたことは…
無意味でしたね
差し出がましいことを致しました」

ミーシャは目を伏せ、悲しげに呟いた