アイ・ラブ・おデブ【完結】

私はその特徴のある薔薇の匂いを嗅いだことがありました

ハルカの店によく訪れていた、あの女からその匂いがいつもしていたのです

気がつくとその女の後ろに立ち声をかけていました
女が勝ち誇るように"負け犬"と囁いた事ははっきりと覚えています

しかし、次に気がついた時には、周りの人達に取り押さえられ警察へ…そして今、私はここにいます

目撃した人は私が突き飛ばしたと証言しているので、そうなんでしょう

ハルカを手放したくないと願っていたはずなのに…

結果的にあの女の元に、ハルカを縛りつけることになってしまいました

どうかお願いです
ハルカの幸せを…心からの笑顔を取り戻してください

あの蛇のような目をした女から救いだしてください



追伸
日だまりを一緒に歩いてくれたあなたの笑顔が彼に届くことを祈っています

        マリー」