アイ・ラブ・おデブ【完結】

昼休みは食堂で柏木に会うのも煩わしく感じて会社の外に出た

仕事帰りもリームの店には寄らず真っ直ぐに帰宅した

今は誰とも話したくない…

自分の殻に閉じ籠るように布団に潜り込んだ

隣の部屋に置いた携帯が鳴っている

今一番声を聞きたい人からではないだろう…そのまま出ずに放っておく事にした

…お願い…今だけ…そっとしておいて…
もう少し落ち込んだら…きっと顔を上げられる…前を向いて歩けるから…

次の日、仕事を終えて席を立つ小夜に近藤が声をかけてきた

「平野ちゃん!今年の会場は△◎ホテルだから一緒にタクシーに乗る?
俺ももう出られるから…」

…?いったい何の話?
どうして近藤さんとホテルに行くの?
またいつかの活動?

眉間に力を入れて近藤を見ると、焦った顔を見せた