その間でマサが床に座る遥を睨みつけている
二人の周りには本が投げ出されていた
入り口に背を向けた遥の手は本を集めていてその表情は小夜からは見えない
…この段ボール…荷物を入れているの?
引っ越し…ハルはここを離れるの?
「ハル…おかえりなさい…
無事でよかった…」
どんな言葉をかけようかずっと悩んでいたのに、出てきたのは遥の無事に安心した一言だった
小夜の声に一瞬手を止めたが、すぐに段ボール箱に本を詰め始めた
「遥…小夜さんがどんな思いでいたのか分かるだろ?
お前の事を信じて待っているんだ
納得できる話をしろよ!」
マサの怒りを含んだ言葉にも作業の手を止めずに遥は黙っている
「おいっ!!」
遥の胸ぐらを掴み、今にもマサは殴りかかりそうになる
「マサさん!」
駆け寄った小夜がマサの腕にしがみつき、その手を止めた
マサの行動に抵抗もせずに持っていた本を床に落として遥は目を閉じていた
二人の周りには本が投げ出されていた
入り口に背を向けた遥の手は本を集めていてその表情は小夜からは見えない
…この段ボール…荷物を入れているの?
引っ越し…ハルはここを離れるの?
「ハル…おかえりなさい…
無事でよかった…」
どんな言葉をかけようかずっと悩んでいたのに、出てきたのは遥の無事に安心した一言だった
小夜の声に一瞬手を止めたが、すぐに段ボール箱に本を詰め始めた
「遥…小夜さんがどんな思いでいたのか分かるだろ?
お前の事を信じて待っているんだ
納得できる話をしろよ!」
マサの怒りを含んだ言葉にも作業の手を止めずに遥は黙っている
「おいっ!!」
遥の胸ぐらを掴み、今にもマサは殴りかかりそうになる
「マサさん!」
駆け寄った小夜がマサの腕にしがみつき、その手を止めた
マサの行動に抵抗もせずに持っていた本を床に落として遥は目を閉じていた

