アイ・ラブ・おデブ【完結】

「環…それは脅しと受け取ればいいのかな?
小夜を傷つけると言うのか?」

環に憤りを隠さぬ鋭い視線を向けた

「そんなんじゃないわ…
私の経験から話しているのよ
あなたもよくご存じでしょ?」

アジアの宝石と称される笑みを浮かべ、遥の腕に真っ赤なネイルの手を乗せた

「まだ朝まで時間があるわ…
ゆっくり考えてみて!
一緒に朝まで考えてもいいわよ」

沈み込むソファから僅かに腰を浮かせて、遥にぴったりと体を寄せた

…冗談ではない!
共に夜を過ごしたいのはただ1人だけだ…
環は…何を望んでいる…
わがままを聞いてくれる家来が欲しくなったのか?
明日…環に付き合えば…日本に帰る…
ほんの僅か我慢すれば…

「分かった…明日は環に付き合う…
けれども、明日だけだ…
日本に帰らなくてはいけない…」