「さあや…僕と一緒に…
…離れないで…くれ…お願いだ…」

「…あっ…ん…」

すでに遥の手はプレゼントした布地を小夜の肌から奪い取り、可愛らしいレースの付いた下着姿に変えていた

「…待って…シャワー…」

遥の与える刺激から逃れようと身を捩り、懸命に言葉にするがそれすらも男の熱を上げるものだった

「さあや…もう…これ以上は待てない…
この服を着たときから…妄想していたんだ
脱がす所を…」

小夜を横抱きにしてベッドへと降ろす

着ていた白いポロシャツを脱ぎ捨て小夜に覆い被さった

「ハル…お願い…離さないで…お願いっ…」

一日中歩き続けて疲れたはずなのに…二人は気持ちの中の何かを追い出すように互いを求め合った