アイ・ラブ・おデブ【完結】

「…ありがとうございます…
あっ!ここのグラタン最高ですよね!
その特にホワイトソースが!」

彼の食べているグラタンは小夜が食堂で一番好きなメニューだった

遥のランチを食べ始めてから約1年ほどご無沙汰である

…う~ん…今度、ハルに作ってもらおうかな…
食べたくなっちゃった…
トニーも作れるのかなぁ?
うわぁ~早く夏休みが来ないかなあ…

「…なんですよ!」

「えっ?ごめんなさい…
ぼ~っとしていて…」

…やだ…隣の人の話を聞いてないなんて…

「ブハッ!おい、コイツは止めとけ…完璧な彼氏がいるんだから!
お前なんか入る隙間はないぞ…」

そう言いながら向かいの席に座ったのは柏木だった

「え~!そうなんですか?
デートに誘おうと思っていたのに…残念です…」

グラタンを一気に口に入れ、そそくさと去っていった