「よく寝たか?」


くっ

とあたしの顎を押さえて顔を寄せる


「え、えぇ。」


ロイズの青い瞳があたしを捕らえて離さない。



心臓が締め付けられるような痛みが走る


「早く着替えて来いよ」


その後は、頬に一瞬触れる唇



ロイズの足音が離れていく…



どこか遠くの世界に跳んでしまったような感覚におそわれた