バスケと君。【完】

あれから、ご飯を食べ終わり

今時の高校生っぽく…長話をした。



「優梨ってさ、気になる人とかいるの?」


「はあ?急になによ。」


「何となくいるかな?って思ったからさ。」


「もう直くんのことで大変だったからまだ好きな人とかいいやって思ってるよ?」


「そうなのかぁ。」


「それがどうしたの??」


「いや、別に。何でもねぇけどさ。気になるじゃん。あいつのせいで優梨がもし恋愛できなくなったりしたら、俺のせいじゃん?」


「なんでよ?」


「だって直のことずっと知ってたんだもん。なのに俺は止めることも何も出来なかった。」