バスケと君。【完】

「えっ?さっきまでハンバーグ食べたいんじゃなかったの?」


「だってお前がいつになっても決まらないからさ」




メニューにまた目を落とすと、
ピッと注文のボタンを押した。



注文し終えて、暇になっちゃった。




「なぁ」


「ん?」


「祭りいかねぇ?」


「祭り??」



まーくんの指差した方を見ると、
広告みたいなところに祭りという文字が入った。