バスケと君。【完】

「はい、チャリの後ろ乗って?」


「お、重いもん。」


「重くねぇって!だって朝も乗せてったじゃん。」


「あれはっ!!朝急いでたからっ」


「じゃあいいね!」


「え?!」


「だって今俺も急いでるもん。」


「はぁ?」


「ほら早く乗れよ。」



私を軽々と抱っこして自転車の後ろに乗せられた。