バスケと君。【完】

「うん、いいよ!」



わざと明るい声を出して無邪気に私も返す。


…食べ始めると、
また無言になって何を話そうか迷う。



「ねぇ?」



先に沈黙を破った方は郁の方だった。


私は、
ドキドキしながらも返事をした。