バスケと君。【完】

「多分さ、金井とか直とかと鉢合わせするかも知れねぇけど、それぐらいは大丈夫だよな?」


「うん。多分…」



私は曖昧な返事を残し、
まーくんの背中の後ろについた。



「俺がいるから。」



そう必死に言ってくれるまーくんはカッコよかった。