バスケと君。【完】

ちょうどまーくんからテーピングを受け取った時顧問が審判を終えて帰ってきた。



「次、お前ら出番だから準備しとけよ。」


「はいっ」



掛け声と同時にカバンを急いで持って
荷物置き場に行くと、

隣のコートの試合を見ながら
バッシューを履いた。



トントンっとかかとを靴の中に収めると
部長まーくんの掛け声でコートに向かった。