バスケと君。【完】

「あっ…うん。」



横に並ぶと私の小さい背が目立つ。
この背は私の昔からのコンプレックス。



「そんな背小さくなくね?」



私を見下ろしときながら
そんなこと言うからからかってんのかと思ったからほっぺを膨らませて怒ってやった。



すると隣から人さし指で私のほっぺを突いた。



「ほら、怒んないでよ。
俺がただでかいだけだよ。見てみ?あそこ辺の男子らなんて低いからさ。」