バスケと君。【完】

こっちが本気になって止めてるのに一切聞いてくれない。



「明日は本当に楽しみっ。」


「もういいよ…じゃあ私、明日は他人のふりするからね。」


「いいわよ。多分、雅也くんが手を振ったり声かけてくれるから。」


「じゃあ明日まーくんに…」




そうだった。
まーくんに言ったとしてもすぐにテンションが上がっちゃって忘れちゃうんだ。

…明日が憂鬱になってきたよ。