バスケと君。【完】

ガチャ



「もう目を開けていいよ?」



目を開けると、
目の前には夜空が綺麗に見える屋上だった。



「ここどこ?」


「まぁいいから。あと10秒数えて?」



心の中でカウントダウンする。

3秒くらいで口に出してカウントダウンした。



「3、2、1、0!」



0と言った瞬間にパッと夜空が明るくなった。



「花火だ…綺麗!」


「間に合って良かった」