バスケと君。【完】

「じゃあもういいや。俺、変な人で貫くし。」



いじけながら言ったその言葉は
子供みたいでちょっと面白かった。



「おぃ!なんで笑ってんだよ?!笑うなよ!」


「ゴメンゴメン。」




そう言いながらも
笑いを抑えることはできずにいた。

手を覆ってバレないようにしていたけれど、
まーくんにはお見通しみたい。