「ただいまぁ」



そう言って玄関を開くと
お母さんが腕を組みながら立っていた。



「こんな遅い時間までどこ散歩してたの?!」


「ごめんなさい…まーくんと公園でバスケ対決してたら遅くなっちゃった。」


「あらぁ、そうなの?」



お母さんはまーくん関連のことが出ると
そんなに口うるさくなくなるんだ。