バスケと君。【完】

そう言えばムース大人しくしてるかな?って思って繋いである方を見た。



良かった。おとなしくしてくれてる…



「じゃあ早く結果出しちゃお。ご飯もあるし…暗くなってきたし」


「そーだな。」



今度はまーくんがオフェンス。

少しだけ不利な状態だ…



「じゃあ手加減なしだからな?」


「これまでずっと手加減なしだったじゃん。」


「違うんだよ、わざとだよ。わざとw」



言い訳をするようにまーくんが言うと
同時にボールが地面についた。