バスケと君。【完】

「優梨さぁ…お前自覚して無いだろ?」


「何が??」


「いや、なんでもない。」



やっぱりか…って小さく呟くまーくんに対してハテナマークが浮かんだ。

まぁいいや。
次まーくんにゴール決められたら私の負けだもんね。



「よしっ!やろう!!」



気合を十分に溜めて
元々半袖だったTシャツの袖も両方とも肩まで捲り上げた。