バスケと君。【完】

まーくんが
ドリブルしながら向かってきて必死に付いて行く。

だけどテクニックとかも私の3倍くらいは上手いから簡単に私を真正面から外して横にずれながら距離を測ってシュートを打った。



リバウンド…



跳ね返ったボールが
私の元にちょうどくるぐらいの跳ね具合だったから
少しジャンプすればすぐ取れると思っていたのが間違いだった。



「もーらいっ」



背の高いまーくんは私の頭上、1mぐらい離れた所からジャンプを少しだけしてボールを取られてしまった。