紅梅サドン

「ーー雪子さん、あの、その向かい側にお座りの方は?。」

「秋さんがたとえ男性を好きなんだとしても、私は一向に気にしません。

ちゃんと受け入れます。

こう見えて私、器は小さくないんですケド!

でも最後には、必ずや私が秋さんを幸せにしてみせますケド!。」

早めに結論を出すならば、僕は女性が好きな生物の部類だ。

益々事態が飲み込めずにいると、華奢男が春風の如くフワリと穏やかに僕の方へ振り返った。