紅梅サドン

「ーー。」

僕は言葉が出ず、事態が飲み込めない。

「秋さんと私の間に割り込もうとする方は、たとえ男性だとしても、

私ーー。

負けませんから!!!。」

興奮気味にそう叫んだ雪子は顔を随分と赤く蒸気させて、その顔はよく熟したイチゴに見えた。

正直、雪子が張り切って何の決意表明をしたのか全く理解できない。

僕はおずおずと子供をあやす様に雪子に尋ねた。