紅梅サドン

僕はその大きな袋を恐る恐る覗いた。

テーブルの上からは僕の大好物である酢豚の匂いがする。


袋の中にはロープ、ガムテープ、軍手、野球のバット。

更には高級日本酒の詰め合わせ、筆ペン、便箋などが入っていた。

「おい、ルノー。

申し訳無いんだけどさーーそれぞれの品物の必要性を、一個づつ説明してくれるかな?。」

雪子はその様子を見ながらニコニコと笑って、僕達と共にテーブルに腰を下ろした。