紅梅サドン

「乾杯~!!。」

四つのグラスは重なり合って甲高い音を鳴らす。

雪子、ルノー、次郎が今こうして僕の部屋にいる。

僕等は紅梅エターナルが、奇妙に引き合わせた四人なのだ。

納得の行かない節も多々あるが、まあ何というか、これが不思議な“縁”というやつなのだろうか。

「次郎君てとっても優秀なんですよ、秋さん。

電車で通ってる大手塾の模試なんかで、次郎君は都内トップクラスの成績なんですって。

次郎君なら『東大』も夢じゃないですよね!。」

雪子に誉められた次郎は、嬉しそうにニヤニヤとして隣に座っている。