紅梅サドン

「雪ちゃんおかえり!!僕ステーキ大好きなんだ!。」

すぐさま次郎は雪子に駆け寄り、嬉しそうに雪子と袋の中を覗いている。

さっきとは別人格かと思うくらい、次郎は素直な少年の顔をしている。

僕は小声で隣に座るルノーに言った。

「おい、アイツ二重人格なのか?。」

「そんな事ないんだけど、どうもねえ、シスターと俺以外の“大人”はあんまり好きじゃないみたい。

あ、雪子の事も大好きみたいねえ。」

「俺だけが“敵”扱いか?ふざけんな!。」