紅梅サドン

「ええ、私も次郎がたとえ夏休みの二カ月間でも、頼れる親戚の方がいらっしゃると聞いて嬉しかったのですよ。

本当に宜しいのですか?次郎がここに宿泊させて頂いてもーー。」

「構いません。僕も日中は仕事でおりませんから、近所にルノーがいてくれて助かります。

雪子さんも時折ここに来てくれますから、それに甘えさせて頂ければ、食事なども問題ないと思います。」

そう答えた僕の言葉に、シスターは手のひらで次郎の頭を愛しそうに撫でた。