紅梅サドン

ルノーはダラダラと自転車でやって来た。

ルノーは雪子の顔色を伺いながら恐る恐る部屋に入って来たが、瞬時に雪子からあちこち掃除する様に指示され続けた。

「秋ジイ、雪子怒ってない?。」

小声のルノーは、何故か雪子から三枚も雑巾を持たされている。

「おう。平気っぽいぞ。

いっそお前なんか、雪子さんの手によって警察にでも突き出されてしまえば良かったのにーー。」

小声で話す僕等の背後から雪子の怒号が響く。

「ルノーさん、次はお風呂ですケド。」

「ええ!?風呂なんて菊池院長は見ないよお。」

「わかりませんよ。キチンと衛生的にしているか拝見されるかもしれません!。」