どんなに君を求めても


君の瞳に


私は映らなくて


笑顔で私を通りすぎて


あの子に駆け寄る


まるでそこに存在しない


空気のような私


ただ君に気付いて欲しくて


少しでも君の瞳に映りたくて


必死になって


君に届くことのない


手を伸ばすのに


君はいつの間にか


いなくなってしまう


駆け寄るように


“あの子のモト”へ