山の頂上に着いて、そこにある家の中から炊飯などに必要なものを各班取り、来る前から決めていた係りで動いた。 あたしは妃菜とカレー係り。 炊飯が凛と凛の親友、イケメンの酒巻 陽介(さかまき ようすけ)。 高橋くんがみんなが食べるための皿やスプーンなどを洗って準備したり、飲む水くんだり。 この時だけは高橋くんから解放されて少し疲れがとれたような気がした。