「彩華ちゃーん、いらっしゃい♪」 「お邪魔してます、お兄さん」 「もし勉強に飽きたら、俺の部屋においで!着てほしい「兄キ!」」 凛が急に怒鳴ったため、驚いて体がビクってなった。 「・・・着させねぇよ」 ?何を? 「残念。ま、俺今から出かけるからゆっくりしてってね、彩華ちゃん」 「え、ちょっ[バタン]」 あたしの言葉を遮るように戸が閉められた。 ・・・てことは、結局2人きり!? 「へえ、兄キにしては気がきくじゃん」 ニヤリと笑う凛。 妃菜ぁ〜(泣)。