「でも凛の体調の方が大事。医務室行こう?」 「観覧車乗ろう。運よかったら見つかる」 凛はそう言ってあたしの手を引っ張って走り出した。 「ダメだよ凛!医務室に「いいから黙って引っ張られてろよ」」 な・・・何か照れる/// 『いいから黙って引っ張られてろよ』 頭の中で何回も繰り返された。