「きょ、今日からレイカは、あなたの犬になります」


・・・演技だと割り切っても、こいつに言うのが悔しい。


「じゃあ、契約の証としてキスしろ」


「は・・・はあ!?」

こいつどこまで俺様なのよ!


「それだけは嫌!!」


はっ、あたし、ひとつ大事なことを忘れてた。

向こうの秘密も、あたしは握ってるじゃん。


何で気づかなかったの!