ばふっとベッドに倒れ込んだ。

今日は、いろいろあった。

奴隷になれとか言われたり奴隷になれとか言われたり奴隷になれとか言われたり・・・!

ああ、思い出しただけでも腹がよじれるくらい腹立つ!

結局あのあと−



「しばらく俺の奴隷になって♪」


思考停止状態になった。

「殴ってもいい?」


あたしは満面の笑顔でそう答えた。


「言っとっけど、俺お前の秘密握ってんだけど?いいの?言われて」


「・・・命令じゃん」


「分かってんじゃん」


にやっと笑うと、あたしの腕を引っ張って立たせた。


「じゃあ、契約な」


け、契約?
そう、契約。

聞き返しても、返ってきたのは契約という言葉だけ。