妃菜に手伝ってもらい、なんとか荷物をまとめてひたすらバスまで走る。 「遅くなってすみません!」 「出発1分前・・・ギリやぞ早よ座れ〜」 先生緩。 普通もっと怒るんじゃない? あたし的には助かっただけどね。 このバスで学校に帰ったその瞬間、あたしは高橋くんの彼女になるんだ。 なんだか実感ないなぁ。 1週間・・・か。 寝不足が祟ってか、いつの間にか眠りの世界に誘われた。