「ただいま~」
二人が帰ってきた。
意外と早かったな。
「あれ、蒼出てきてんの」
「悪いかよ、悠斗。」
「きゃー彼女いるくせに美咲おそっちゃだめじゃん~」
な、なんだ、美智のテンションの高さ…
「何言ってんだ?桜江は」
笑いながら川崎くんが答える。
やっぱ川崎くんの笑顔、可愛すぎ…
「ほらほら、蒼!藤堂見とれてんじゃん!」
「見とれてないし!」
「美咲~」
美智が抱きついてくる。
お、おいおい、長岡くん、何言ってるの!
「ってか2人のテンション、どうしたの!?」
異様に高いよ!!
「へへへ~っ」
な、何…
「次、昼ごはん食べた後、野外コートでバスケだって!」
…え?
またバスケ?
ってかバスケチーム、この4人じゃん。
「優勝チームはなんと晩ご飯にデザート付き!」
「はぁ…」
あたしと川崎くんは気の抜けた返事。
「えーっ、2人共テンション上がらないのかよーっ」
「…別に?」
「デザートって何なの?」
「いちごケーキ!」
「うそっ」
急にテンションが上がるあたし。

