「じゃあ行ってくるわ~」
班長の長岡くんと副班長の美智は集合かけられて先生の所へ。
「暇だな~」
やることない。
ぼーっと天井を見つめる。
全部自然って感じでいいな、バンガローも。
バンガローっていうかロッジって言うのかな。
ん?
まず、違いって何だ?
ガラガラっ
いきなり男子の部屋が開いた。
び、びっくりした!
川崎くんいるの忘れてた!
「何してんの?」
「…えっ…えっと…ぼーっと…」
机を挟んで向かい側の椅子に川崎くんが座る。
な、なんか話さなきゃダメだよね?
えっと…!!
「川崎くんさ」
川崎くんがチラッとこっちを見る。
「いつから付き合ってんの?」
「は?」
唐突過ぎる質問に唖然の川崎くん(笑)
「ほら!あの可愛い彼女と!」
「あぁ、桃…そんなにながくないよ?今5月だから…2ヶ月くらい」
中学からって感じかな?
「いいなぁ、あたしも彼氏欲しいなぁ」
天井をみながら呟く。
「いないの?」
川崎くんが笑いながらそう言う。
「いないよ、そんなの」
何の笑いなのさ、川崎くん(笑)
いや、記憶に無いから実はいるかもしれない…っていう希望は置いといて。
ってかそんな話涼さんもしないし、いないよね(笑)

