あの時タケルは、何か言おうとしていた。
「俺はただ家族が・・・」
その続き、私が遮った言葉はなんだったのだろう。
あれからの私達は、付き合いは続けてきたものの、
惰性というか、お互い楽で一緒にいる感じだった。
たまに私の実家に行って、みんなでご飯を食べたり、
デートらしいデートは数えるほどしかしていないけど、
休みの日は一緒にいて。
窓から差し込む光が、なんだかとてもキレイだったから、
私はもうこのまま流されてもいいんじゃないかと思ってタケルに聞いた。
「あの時、前にプロポーズしてくれた時・・・
俺はただ家族が、って言ったでしょ。
あの続きって、今聞いたらダメかな?」
なんて言われるのかな。
俺は家族が欲しかった、が妥当かな。
どうしよう。いよいよ結婚しちゃうのかも。
あ、でも私まだ仕事が・・・
そう思った時
「俺そんな事言った?」
「え・・・」
差し込んだ光が、サーッと引いていった。
「あ、うん。言ってたと思うんだけど。」
なんかすごく恥ずかしい。なんだこれ。
違うの?今ってそういうタイミングじゃなかったの?
もやもやしてると
「ごめんごめん。なんか喧嘩になっちゃったからさ、
あんまり覚えてないなぁ。なんて言うんだったかな。
・・・思い出したら言うよ。」
信じられない。せっかく惚れ直したのに。
今ならと思ったのに。
「なんか食う?俺コンビニ行ってくるわ。」
タケルはそそくさと出かけてしまった。
一人になった部屋で、ちょっと笑えてきた。
今結婚しても、すぐ仕事辞める必要はないし、
育児休暇とか取れるかもしれないし、
一瞬で色々巡ったなぁ。と思った。
タケルはもう、あの時の気持ちはなくなってしまったのかも。
当たり前か。私はずっと、彼の気持ちを踏みにじっていたんだ。
まだ腫れている目から少しだけ涙が出て、
痛くて痛くてまた泣いた。
「俺はただ家族が・・・」
その続き、私が遮った言葉はなんだったのだろう。
あれからの私達は、付き合いは続けてきたものの、
惰性というか、お互い楽で一緒にいる感じだった。
たまに私の実家に行って、みんなでご飯を食べたり、
デートらしいデートは数えるほどしかしていないけど、
休みの日は一緒にいて。
窓から差し込む光が、なんだかとてもキレイだったから、
私はもうこのまま流されてもいいんじゃないかと思ってタケルに聞いた。
「あの時、前にプロポーズしてくれた時・・・
俺はただ家族が、って言ったでしょ。
あの続きって、今聞いたらダメかな?」
なんて言われるのかな。
俺は家族が欲しかった、が妥当かな。
どうしよう。いよいよ結婚しちゃうのかも。
あ、でも私まだ仕事が・・・
そう思った時
「俺そんな事言った?」
「え・・・」
差し込んだ光が、サーッと引いていった。
「あ、うん。言ってたと思うんだけど。」
なんかすごく恥ずかしい。なんだこれ。
違うの?今ってそういうタイミングじゃなかったの?
もやもやしてると
「ごめんごめん。なんか喧嘩になっちゃったからさ、
あんまり覚えてないなぁ。なんて言うんだったかな。
・・・思い出したら言うよ。」
信じられない。せっかく惚れ直したのに。
今ならと思ったのに。
「なんか食う?俺コンビニ行ってくるわ。」
タケルはそそくさと出かけてしまった。
一人になった部屋で、ちょっと笑えてきた。
今結婚しても、すぐ仕事辞める必要はないし、
育児休暇とか取れるかもしれないし、
一瞬で色々巡ったなぁ。と思った。
タケルはもう、あの時の気持ちはなくなってしまったのかも。
当たり前か。私はずっと、彼の気持ちを踏みにじっていたんだ。
まだ腫れている目から少しだけ涙が出て、
痛くて痛くてまた泣いた。
