呆然としたまま夜道を歩いていた。
ふと明日が休みでよかった・・・と考えた。
欲しいから作って
それはわかるけど
いらないから殺す?
何それ、どういう事?
性格が違うとか、そういう問題じゃない。
そんな恐ろしい事を軽く言えるなんて
加奈は何か精神的な病気なのだろうか。
だってそんなのまかり通ったら、
何でもありじゃない。
そんな事を考えているうちに家に着いた。
なにか、今まで見えていた景色が変わってしまったような気がした。
電気も点けずにボーッと立ち尽くしていたら、
携帯が鳴る。
大学の時から9年付き合ってる彼、タケルからだった。
「・・・もしもし」
「あ、おいー。どうしたんだよ。大丈夫かぁ?
友達と飲みに行くって言って、もう終電もないのに連絡ないからさ、
酔っ払って具合でも悪いのかと思って・・・今どこ?」
いつもならタケルは私が飲みに行っても寝てるのに、
今日に限って、すごいタイミングで・・・
なんだか涙が溢れてきて
「・・・う・・・い、家にいる・・・うっ」
ぐすぐすしながら答えると
「おい、何かあったのか?今から行くから、ちょっと待てるか?」
普段泣かない私が泣いているからか、タケルはとても焦った様子だった。
「うぅ・・・だいじょぶ・・・」
「切らなくていいから!電話このままにしよう。
車で行くから、ずっとは話せないけど、俺の声聞いてて、ね!」
・・・優しい。なんて優しい人なんだろう。
9年も一緒にいて、惚れ直すとは思わなかった。
タケルは運転しながら時々大きい声で
「待ってろよ」
「あともう少しだから」
「今近くのコンビニ見えたからな」
「着いた、すぐ行くから」
そして合鍵で入って、ぐしゃぐしゃに泣いてる私を抱きしめてくれた。
友達だと思っていた子の、どうにもならない冷たさを知った日。
惰性で付き合ってると思った彼の、優しさを実感した。
ふと明日が休みでよかった・・・と考えた。
欲しいから作って
それはわかるけど
いらないから殺す?
何それ、どういう事?
性格が違うとか、そういう問題じゃない。
そんな恐ろしい事を軽く言えるなんて
加奈は何か精神的な病気なのだろうか。
だってそんなのまかり通ったら、
何でもありじゃない。
そんな事を考えているうちに家に着いた。
なにか、今まで見えていた景色が変わってしまったような気がした。
電気も点けずにボーッと立ち尽くしていたら、
携帯が鳴る。
大学の時から9年付き合ってる彼、タケルからだった。
「・・・もしもし」
「あ、おいー。どうしたんだよ。大丈夫かぁ?
友達と飲みに行くって言って、もう終電もないのに連絡ないからさ、
酔っ払って具合でも悪いのかと思って・・・今どこ?」
いつもならタケルは私が飲みに行っても寝てるのに、
今日に限って、すごいタイミングで・・・
なんだか涙が溢れてきて
「・・・う・・・い、家にいる・・・うっ」
ぐすぐすしながら答えると
「おい、何かあったのか?今から行くから、ちょっと待てるか?」
普段泣かない私が泣いているからか、タケルはとても焦った様子だった。
「うぅ・・・だいじょぶ・・・」
「切らなくていいから!電話このままにしよう。
車で行くから、ずっとは話せないけど、俺の声聞いてて、ね!」
・・・優しい。なんて優しい人なんだろう。
9年も一緒にいて、惚れ直すとは思わなかった。
タケルは運転しながら時々大きい声で
「待ってろよ」
「あともう少しだから」
「今近くのコンビニ見えたからな」
「着いた、すぐ行くから」
そして合鍵で入って、ぐしゃぐしゃに泣いてる私を抱きしめてくれた。
友達だと思っていた子の、どうにもならない冷たさを知った日。
惰性で付き合ってると思った彼の、優しさを実感した。
