数日後
アンパンマン「まだ誰も起きていないよね……」
僕は朝早くのパン工場を足音を忍ばせて歩いていた。
手に持つ少しかび臭い袋を大事に抱えて
アンパンマン「この鍋があんを煮ている鍋だね」
僕は鍋の中身を全て捨て、袋の中身を逆さまにして全部あけた。
アンパンマン「少し火を通せば………うん大丈夫だね」
かび臭さはあんの甘い臭いにかき消された
アンパンマン「昨日貰った頭はぐちゃぐちゃにして捨てた。
今は新しい頭のストックはない……よし」
つまり次の頭には確実にこの鍋のあんが使われる。
僕は、パンを練る台に勢い良く頭をぶつけあんを露出させた。
それを一握りして鍋に入れ、溶けるように混ざり合ったのを確認し、床に倒れた。
転んで頭をぶつけたように見えるはずだ
この記憶は体には残るのだろうか?
