恐怖館






【日記】






アンパンマン「僕は……」






僕は簡単に一言と日付だけを書き、ノートを元の場所に戻した。






アンパンマン「僕は、もうすぐいなくなるだけどいなくならないんだ」






僕は新しい顔に微笑んで見せると机の中に隠されていたカッターナイフを頭に突き刺した。






アンパンマン「あ、あ……う……」






酷く痛みを感じたのは最初の方だけで、手を入れられるように傷口を開いた後はただひたすら嫌な感じがしただけだ。






アンパンマン「ぐぐぐぐぐぐぐぐぐ」







薄れる意識の中、頭のあんを一握り掴むと机の引き出しにあった袋に押し込む。






その中には既に随分な量のあんが貯まっていて、次に僕が日記に気が付いたときには実行に移せるだろう。







目の奥でちかちかと光が爆ぜる。







アンパンマン「がが……あっ…あっ……あああああ」