中にはあたしたち高校生の間で流行っている服がたくさんあった。 普段なら絶対目を輝かせながら喜んでたのに。 今日は色とりどりの洋服が全部色あせて見えた。 「好きな洋服を着てください。 30分後に来ます」 そう言って付き添いの人は部屋から出ていった。 「──ッ」 とてもじゃないけど楽しく服を選ぶ気分にはなれなかった。