「じゃあ明日」 「ばいばーい!」 あたしと大ちゃんは別れた。 身体がすごく熱かった。 大ちゃんとずっといたから。 『なぎさの初キス、俺にちょーだい』 ごめん。大ちゃん。 あたし、あの時普通に返事したけど、初キスじゃなかったよ.... 幸せすぎて、忘れてた──..... 「うぅ....」 この日の夜は涙がとまらなかった。