あたしと星野圭の間はもう10センチも無いんじゃないかな。 そんなことを冷静に考えてるあたし。 何でだろ。 拒めばいいのに。 どうして何にも出来ないの──? 『なぎさ』 「イヤッ!!」 あたしは星野圭の頬に思いっきりビンタをした。 大ちゃんのあたしを呼ぶ優しい声が聞こえた。