「そうやねん!とうとう出来ました~♪」 作り笑いでそう言った。 こんなとこで、泣いても仕方ない。 あんたの事が好きやって言うても遅い。 もう、手遅れやねん… だから、せめて、 この気持ちだけは、知られたくない。 「おお!おめでとうさん。 じゃあ、俺用事あるし帰るわ! 監督にも言うといてー」