…でもさ、このままでいいん?
このままずっと蓮の優しさに甘えて、
蓮を傷つけながら過ごすの?
そんなん、あかんやん…。
うちは、うちは……
「ゆう?」
固まってるうちに声をかける蓮。
うちはその瞬間。
「え…?」
グイッと蓮を押した。
そして、蓮を見上げる。
もう、決めた。