「…また告られたん?」 修太が黙ってうなづく。 はぁぁぁぁ…。 修太はカッコいいし、 頭もいいし、運動神経抜群やし…。 めっちゃモテモテ。 でも、なんや知らんけど彼女は作らへんらしい。 それは中学校の時から変わらへんねんなぁ。 告白は片っ端から断ってるらしいし。 「別にいいけど」 うちはため息をつきながら言った。 「ごめんっ!サンキューな」 修太はそう言って、中庭の方へ走っていった。