‘零ぃ・・返事してよ・・っッ‘




あたしの目の前には

泣き崩れる、小さな女の子の姿。

真っ暗な闇の中

足が竦む。

誰・・?

あなたは一体誰なの―――?

そう問いかけようとしても

なぜか、言葉が出てこない。

一歩一歩、女の子に近づいていく。



‘ねぇ‘



そういいかけた、そのとき―――



「――――――っッ!!!」