ワがまま王子☆








「い・・一本道じゃぁ、ないじゃん・・っッ」

奥に進んでも

分かれ道ばかりで。

目の前に立ちはだかるのは、身長より2・3倍くらい大きいんじゃないかと思う木。

「はぁ~・・。」

せっかく零に誘われたのに。

絶対、遅刻じゃん。

一歩一歩、ゆっくりと動かしていた足をとめようと

顔を上にあげると

さっきとは、違う景色。

あと少しかな?

もう一度、さっきよりも速いスピードで足を動かす。